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シニアを取り巻く状況の変化 住まいについて

そうぞくいずは、2018年3月まで毎月3年間、私が担当していた「北海道新聞終活セミナー」。そこに掲載していた問題からも出題します。改めて振り返るとすでに古く使えない情報があります。

当然ですが、この分野のお話は制度や社会情勢などによって、シニアをとりまく家族親族の考え方も変わっていきます。

そのスピードは恐ろしく速いです。

 

例えば…

3年前は入居費用が安く特別養護老人ホーム(特養)への入居は、300人待ち…などと言われていました。2年前くらいからでしょうか、実は空いている、重複して申し込んでいるので300人などいない、などと言われていました。

そして昨今は、空いているところも…制度がかわり、入居条件が厳しくなりました(原則要介護3以上)。何より働く人がいない、人手不足の現実もあります。

 

入居費用の面も変わりました。収入や預貯金の残高によって金額設定が変わりました。

元銀行員の私として、預貯金の残高をどのように確認するのか疑問でしたが、ご本人からの同意書を得るようです。同意書を拒否すると、いうまでもなく高い入居費用になります。どのくらい高いのか、サービス付き高齢者向け住宅とほとんど差はなくなります。

 

特養もサービス付き高齢者向け住宅など高齢者の住まいは場所によって大きく違います。お金のかかり方も違います。大きく分けてかかる費用が定額か、都度変わるのか。

 

私は、相続後に残された奥様の住まい探しのお手伝いをする際、FPとして財産の把握をしている場合が多いので費用の面からいくつかピックアップしてご提案、ご本人が納得いくまで同行を繰り返します。



シニアにとっての住み替えは、日中仕事で外出する方とは違いこれからの人生ほとんどを過ごす場となります。誰と過ごすのか…私はとても重要だと思います。

 

 

 

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